失業保険と雇用に関するニュースと余談

代々木ゼミナールが7割の校舎を廃止

代々木ゼミナールが全体の7割にあたる校舎を閉めるのだそうです。それにあわせて、大規模なリストラも行うようですね。

それにしても、就職するタイミングで頭を使っていたら、このリストラは避けられたのかもしれません。少子化が売り上げの減少につながるのは、リストラに合う人たちが就職するころから予想されていましたからね。

自宅近くのハローワークの異様な光景が解消

数ヶ月前までは、自宅の近くにあるハローワークの前で、10数人のスーツを着た女性がたむろしていました。全員が全員、じっとハローワークの入り口を見ていたのでしょう。おそらく、生保の勧誘か何かでしょう。しかし最近、その後継を見ることがなくなりました。何かの指導があったのかな。

損保ジャパンと日本興亜損保が異業種からの中途採用

損保業界というのは、はっきり言って、ここ最近成長が無い業界です。主力の自動車保険の売上が伸びていないですからね。業界内で危機感もあるのでしょう。

そこで、ちょっと変わった動きがあるようです。異業種からのみの中途採用というのを行うようですね。でも、採用条件が厳しいようですから、どの程度合格するのか分かりませんけど。

台湾の初任給は日本の半分くらい

台湾の新入社員の初任給は、日本の半分程度の水準なのだそうです。大卒で9万円程度みたいですね。

ちなみに、台湾では院卒の学生を優遇しているようです。大卒よりも2割程度たかいようです。この率は日本よりも大きいです。

スイスの最低賃金は時給2,500円

スイスで最低賃金を導入しようという動きがあったようです。

驚いたのはその金額です。なんと時給約2,500円にしようとしていたと言うのです。

さすがに国民投票で反対が圧倒的に多かったようですけどね。ビックリな数字です。

たった一人のストライキ

すき家の工場に勤める62歳のアルバイトの男性が、所属する労働組合と一緒にストライキを行ったそうです。ちなみに、すき家の従業員はこの男性一人です。つまり、アルバイト一人でストをやったと言うことですね。

この男性の行動は、ストを行うというネットでの呼びかけに呼応したものでした。結果的に参加者がいなかったと言うことは、この人ははしごを外されただけみたいですね。言いだしっぺは無責任ですね。

奈良県が保育士のための人材バンクを設立へ

奈良県が保育士のための人材バンクを設立するのだとか。なんでも奈良県では、保育士の有資格者の約半数が保育士として働いていないのだそうです。そういったミスマッチを解消するための制度のようです。

人手不足で店舗閉鎖のワタミが赤字決算

景気の回復を受けて、アルバイトを集めるのが難しくなっているようです。この状況を受けて、店舗閉鎖する所もあるようです。

居酒屋チェーンの和民を経営するワタミも店舗閉鎖の影響で赤字決算を発表したようです。人手不足は結構深刻なようですね。まあ、労働者の側からすると、良い事ですけど。

アルバイト不足が顕著になってきたようです

最近になって飲食店や小売店のアルバイト不足が顕著になってきたようです。この事は、有効求人倍率などが改善していることなどからも間違い無いでしょう。

ただ、その状況を、どうしても受け入れたくない人たちもいるようです。良い方向に向かっているはずなのに、何でなのでしょうか。挙句の果てには「捏造だ」と言い出す始末です。

月600時間労働で過労死!なぜ自分から辞めない?

平成22年にアニメ制作会社勤務の男性が自殺をしました。その男性の死亡が、過労死であると認定されました。

この事件がちょっと特異なのは、自殺した男性の労働時間です。なんと、月に600時間も労働していたというのです。

1ヶ月を30日とすると、720時間しかありません。つまり、ほとんどの時間を仕事に充てていたことになります。そんな事可能なのかと疑問に思うほどです。

労働者の言い分だけ聞いて一方的にかわいそうというのはちょっと違うかな

Googleニュースで検索していたら、労組関連のNPO法人の記事にたどり着きました。その記事では、労働者からの相談メールが抜粋されて紹介されていました。

20近くの相談が会った中で、最初の方の相談は、「確かに酷い」と思うものが多かったです。でも、後半に行くにしたがって、「あれ?」と思うものも。中には会社側の判断の何が問題なのか分からない事例までありました。

「労働者かわいそう」という趣旨でまとめたのでしょうけどね。個人的には、全く反対の印象が残ってしまいました。どういう意図だったのかなあ。

ハローワークの求人票には虚偽のものも多いのか?

ハローワークの求人票に虚偽の内容があったというクレームが、1年間で8,000件近く来たのだそうです。基本給30万円という書き方だったのに実際には残業込みの数字だった、と言うようなケースがあるようです。

求人票は基本的に、企業が勝手に書いて出すことができます。ですから、虚偽の内容が含まれていても、対応が難しいと言うことのようです。

まあ企業としては、少しでも条件をよく見せたいと考えるのは自然なことでしょう。罰則でもない限り、この手の虚偽記載はなくならないのでしょうね。

ハローワークの前に立っているスーツ姿の女性達は何をしているの?

近所のハローワークの前を通りかかる時に、スーツ姿で立っている女性を見かけることが多いです。しかも1人2人ではなく、4人とか5人くらい見かけることもあります。

パッと見の印象では、何かのセールスをしているようです。でも、私には声を掛けてきません。本当に不思議な人たちです。

この人たちは、一体何をしているのでしょうか。ハローワークの前と言うのが重要なのでしょうか。

新卒採用で「人狼」ゲームを導入

新卒採用で人狼というカードゲームを使う企業があるようです。コミュニケーション能力を測るのが目的だとか。

新卒採用は企業にとって高い買い物です。あの手この手で、学生の能力を見極めたいのでしょう。ただ、思惑通りに行くのかと言われると、ちょっと疑問もありますけど。

配偶者控除の縮小検討を指示

安倍首相が配偶者控除の縮小検討を指示したそうです。配偶者控除の存在が、女性の労働意欲を削いでいるという立場に立ったものですね。

もっともこの変更は、既得権を壊すものです。主婦やパートタイマーを中心に、反発を感じる人も多いでしょう。ニュースのコメント欄なんて、酷いことになっています。

ハローワークの情報の一部を民間に開放へ

ハローワークが持っている求人情報が、民間に開放されるようです。2014年の9月からということですから、ずいぶん短期間に対応することになるようです。

この変更は、個人事業主にはメリットが大きそうですね。ハローワークに出していた求人が、広く広まると言うことですから。求職者に届きやすくなるはずです。

名古屋のハローワークに「忍者募集」の求人

名古屋のハローワークに、忍者募集の求人が出されたようです。話題になっているため応募も多いようで、忍者になるのは狭き門のようですね。

質問サイトって怖い所ですよ

知恵袋などの質問サイトで、失業保険について聞いている人も少なくないようです。でも、これって、ちょっと危険なことかもしれません。

ほとんど知識を持っていないズブの素人が、専門家ぶって回答しているケースも多いんですよね。大筋で内容が正しければそれでも問題はないのでしょうが、全くのでたらめであるケースも少なくないのです。

Yahoo!ニュースにコメントする人達は、有効求人倍率が改善しても納得しない

本当に不思議なのですが、Yahoo!ニュースにコメントする人達はアベノミクスに批判的です。

彼らの主張は比較的右よりな感じはするんですけどね。経済政策に関しては、ちょっと違うみたいです。雇用政策に関しても批判的で、有効求人倍率が改善したという客観的な事実にも批判を展開します。

どうしてそういう傾向なのでしょうか?

FRBが雇用統計を気にする理由

日本では雇用対策をするのは厚生労働省の仕事だと思われています。しかしアメリカでは、失業に関しての対策の一部は、FRBによって担われているのです。

なぜFRBが雇用に関しての仕事をするかというと、金融政策と雇用政策は近い関係にあるからです。日本でも日銀にこの仕事をさせようと言う動きもあるようですね。

雇用保険は何のために作られた?

雇用保険と言う保険は、どういう目的のために作られたのでしょうか。法律の条文をチェックしてみましょう。

試用期間は雇用保険に入れるのか?

試用期間であることを理由に、雇用保険や厚生年金の手続きを拒む企業があるようです。これって、はっきり行って、違法行為なんですよね。でも、実態としては、こういう企業も少なくないようです。

こんな企業に従業員軽視の入ったら悲惨ですね。

失業保険を貰っている期間に病気になったらどうなる?

雇用保険法によると、病気で働けない人は、失業しているとは認めてもらえません。なぜかというと、仕事をする気があって、仕事をする能力があるのに仕事が無い時に、初めて失業者と認められるからです。

ということは、失業保険を貰っている期間に病気になったら、失業保険は止められてしまうのでしょうか。

失業保険は所得税の課税対象なのか?

失業保険は所得税や住民税の課税対象になるのでしょうか。

例えば、国民年金や厚生年金は所得税や住民税の課税対象になりますよね。ということは、失業保険も同じなのでしょうか。

失業保険はいつからもらえるの?

会社を辞めた時に、失業保険(雇用保険の基本手当)をもらえることをご存知の方は多いでしょう。ただ、そのお金がいつ頃振り込まれるかまでご存知の方は少ないはずです。

でも、実際に失業している人には、いつ振り込まれるかは重大な問題ですよね。手持ちのお金で、何日くらいやり過ごせば良いのでしょうか。

留学をするために会社を辞めた場合

留学をするために会社を辞めた場合、失業保険はもらえるのでしょうか。個々人で状況は違うでしょうが、常識的に考えると、もらえないと考えた方が良さそうですね。

まあ、状況によっては、全く貰えないわけでもなさそうです。

転職後すぐに会社を辞めた場合でも、失業保険が貰える可能性がある

転職後にすぐ(例えば半年以内)に会社を辞めたりしたら、失業保険はもらえないイメージですよね。なぜかというと、失業保険をもらうには過去1年で6か月以上の勤務が必要だからです。

でも実は、転職後すぐの失業なら、失業保険が貰える可能性があります。転職前の職場の勤務と通算できる可能性があるのです。

すぐに働く気が無い場合、失業保険はもらえるの?

仕事を辞めた後、しばらく働く気が無い人もいるでしょう。こんなケースでは、失業保険はもらえるのでしょうか。一般的な意味だと失業の状態にありますから、何となくもらえそうに感じますよね。

でも法律を読むと、こんなケースでは失業保険をもらえないようです。まあ、実際に申請したら、もらえてしまうでしょうけどね。

すぐに仕事が見つかると、失業保険がもらえずもったいない?

失業保険というのは、失業期間中にお金がもらえる仕組みですよね。ということは、すぐに仕事を見つけてしまうと、失業保険はもらえないということですよね。

仕事が見つかるのは、もちろん良いことだとは思います。でも、ちょっと、もったいない気もしませんか。それとも、すぐに仕事が見つかった場合は、何らかの措置があるのでしょうか。

60歳以降に働く人向けの手当

60歳以降も働き続ける場合、高年齢雇用継続給付などの給付金をもらえる可能性があります。一般いは、年齢が上がると受け取れる給与の額は小さくなりますよね。それに対して、雇用保険で補助しようというのが給付の考え方です。

その他

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