第一生命は営業職員の初任給を2万円アップするのだそうです。かなり景気がいい話ですね。1
ちなみに、読売新聞によると「営業職員の初任給引き上げは、01年以来15年ぶり」なのだとか。ずいぶん長い間、初任給が上がっていなかったわけです。
ここにきて一気に初任給を上げる理由は簡単で、営業職員の確保が難しくなっているからです。有効求人倍率などの雇用統計を見ると、明らかに人員確保は難しくなっていますからね。自然な決定だと言って良いでしょう。
また、歩合級の引き上げも検討されているようですね。単純に収入のことを考えると、営業職も悪くないのかもしれません。
政府の働きかけの効果なのか?
ちなみに最近、安倍政権が給与の引き上げを企業に求めています。読売新聞はこの働きかけの影響についても触れています。
政府・日銀が、経済界に賃上げを要請する中、他の企業にも同様の動きが広がるか注目される。
でも、おそらく、政府の働きかけはそれほど大きく影響しないのでしょう。企業にとっては、まず最初に考えるのは、自社の利益でしょうから。
もちろん、全く影響が無いとは思いませんけどね。影響は限定的だと言うことです。
それ以上に影響が大きいのは、やっぱり雇用環境の改善です。
- 第一生命、営業職員の初任給を2万円引き上げへ
読売新聞 1月5日 [↩]
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