有効求人倍率も完全失業率も改善| そしれ、それを認めたくないヤフコメの人たち

ロイターの記事によると、完全失業率も有効求人倍率も改善傾向にあるようです。季節調整済みの完全失業率は3.3%から3.2%に改善し、有効求人倍率も1.27倍から1.28倍に改善しています。1

アベノミクスの一番成功しているポイントである雇用は、引き続き好調という理解でよさそうです。やっぱり、金融政策って雇用に効くんですね。

一部の識者によると、日本で完全雇用と呼ばれるためには2%台後半まで完全失業率が下がる必要があります。正社員の雇用が本格的に増えるのは完全雇用が達成された後でしょうから、民主党やマスコミが大好きな実質賃金が増えるのは、もう少し先になるのかもしれません。

まあ、実質賃金が増えたら増えたで、民主党やマスコミは違う文句をつけるのでしょうけどね。

雇用の改善を認めたくないYahoo!ニュースのコメント欄

さて、完全失業率も有効求人倍率も改善したというのは、雇用にとっては間違いなく良い兆候です。でも、それを絶対に認めたくない人もいるようです。私が(ある意味)大好きなYahoo!ニュースのコメント欄では、否定的なコメントが上位を占めていました。

いくつか紹介しましょう。

そりゃ、離職率が高い職種が大量に求人を出しているんだもんね。
給料が安い介護なんて、やり甲斐持ってる人って何%いるんだろうね。

求人が多いといっても、非正規の募集の割合がすごく高いのでは?

国が求人出せ!ってけしかけているだけかもしれないね。
悪条件ばかりでミスマッチが発生するのでは意味がない。

悪い労働環境でも職を手放したくないからやめれないだけかもしれないし。
もっと雇用の流動化が起きればいいんだけど、同一賃金運用しても低いほうにあわせそうでね・・・。

総務省のカウントする「失業者」とは
・ハローワークで求職活動している人のみカウント

・就職をあきらめてしまった人はカウントしない
・専業主婦はもちろん入らない
・民間のサイトで就職活動している人は入らない

多分、どこかで聞きかじってきた事を書いているのでしょう。薄っぺらい批判がズラズラと並んでいます。一つ一つ否定してもいいのですが、それすら面倒になるくらい薄っぺらくてねえ。

それにしても、こういうコメントをする人たちはどんな人たちなのでしょうか。コメントをしているのが平日の昼間ですから、仕事をしていない人たちなのでしょうか。

自分はうまく言っていないから、何とかして否定したくなっているのでしょうね。ちょっとかわいそうな人たちなのかも。


  1. 雇用情勢の改善続く、1月失業率3.2%に低下・有効求人倍率も上昇
    ロイター 2016年3月1日 []

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