米2010年も失業者率の低下は見込めない見通し

アメリカの雇用環境は2010年も引き続き厳しいようですね。

米失業率、10年は高止まり 大統領経済報告、雇用対策が重要
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?id=ASGM1201K%2012022010

この記事のポイントは2つです。

●2010年も引き続き失業率は高どまりする
●雇用人口自体は増加する

もう少し詳しく見てみましょう。

2010年も引き続き失業率は高どまりする

2010年もアメリカの雇用環境は厳しいようです。

報告書では10年中は景気回復が緩やかにとどまり、失業率が高止まりするとの見通しを示した。

アメリカは日本に比べれば、経済状態はいいと思っていました。
それでも、雇用が増えてくるのはまだ先ということのでしょうね。

ただ、次のような記述も見られます。

11年以降は成長率が高まり、失業率も低下するとしたが、先行きに不透明感が残る。

まだどうなるかわからないけど、11年以降は多少は期待できそうですね。
まあ、将来のことはなってみないとわからないですけどね。

雇用人口自体は増加する

失業率が下がらない一方で、雇用人口自体は増加するという見通しも出ていました。

非農業部門の雇用者数は月平均で9万5000人増。

雇用者数が増えるのに、失業率が下がらないというのはどういう事なのでしょうか?
実は、失業者を数えるときの数え方が影響するのです。

景気が悪くて、就職すること自体をあきらめた人は、失業者にカウントしないのです。
ですから、仕事をする気の無い人が仕事をする気になれば、その人は失業者と呼ばれるようになります。
景気が回復することで、この層が増えるのです。

このような統計上のトリックがあるので、雇用者数が増えても、単純に失業率の減少につながりません。
このあたりは、この統計の問題点といえそうです。


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