月600時間労働!そんなこと可能なの?何で自分から辞めないの?

平成22年に、アニメ制作社員の自殺がありました。先日この自殺が過労による欝病であるとして、労災認定されたそうです。1

アニメの制作現場は、かなり忙しい上に薄給であるというのは良く聞く話です。いわゆるブラック中のブラックということですね。

月600時間ってどういうこと?

でも、このケースはかなり異状です。なんと月の労働時間が600時間もあるというのです。

1日は当然ですが24時間ですよね。そして1か月は30日か31日です。ということは、1か月というのは、時間になおすと720時間か744時間です。そのうちの600時間って、ほとんどの時間働いているって事ですよね。

1か月が30日の場合は83.3%、1か月が31日の場合は80.6%の時間働いていることになります。まさに、ほとんどの時間働いているという感じですね。

1か月30日の場合、仕事以外の時間は「720-600」で120時間です。これを30で割ると4時間ですね。つまり、空き時間全てを睡眠に当てたとしても、1日4時間しか寝られないのです。もちろん現実的には、こんなこと無理ですよね。ということは、2時間とか3時間程度しか寝られないわけです。

まあこの状況だと、心の病にもなりますよね。労働法制が整備された、現代の出来事とは思えません。

自分から辞めないのかなあ?

ちょっと不思議なのが、こんな状況になって、自分から会社を辞めないのかという点です。死ぬまで働くなら、その前に辞めればいいと思ってしまいますよね。

記事によると、この方は、ある程度責任のあるポジションにいたようです。

亡くなった男性は、東京都杉並区のアニメ制作会社の元社員で、平成18年から21年12月まで正社員として勤務。制作進行と呼ばれる現場の調整役を務め、人気アニメ「おおきく振りかぶって」「かんなぎ」などに携わった。

仕事上の責任感で、辞められなかったのかなあ。ちょっと不思議ですね。
責任感は大事ですが、さすがに自分の命の方が大事なはずです。逃げる勇気も大事でしょう。


  1. アニメ制作社員の自殺 クールジャパン支える「月600時間労働」の衝撃(産経新聞)2014年4月25日 []

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